7月8日~11日、山中大使はクラクフ、プシェミシル及びクロスノを訪問し、地方自治体関係者との意見交換を行ったほか、様々な行事に参加しました。
1 クラクフ(6日、11日)
日本商工会定例会に参加したほか、日本美術技術博物館における両陛下御訪問10周年記念式典に出席しました。同式典の一環として、人間国宝・鶴賀若狭掾氏が率いるアーティスト10名による新内浄瑠璃、車人形、能、日本舞踊の公演が行われたところ(当館共催)、満場の観客は華やかな世界に大いに魅了されました。
この他に、マレック・ソヴァ知事、イェジ・ミレル地方長官、ヤツェック・マイフロフスキ市長等との会談も行われました。
2 プシェミシル(9日) ロベルト・ホマ・プシェミシル市長、マウゴジャタ・ホミチ・シミギエルスカ地方長官等との会談のほか、日本文化センター「大和」の活動視察などが行われました。日本文化センター「大和」は2004年に設立された機関で、日本語教室や各種ワークショップを開催しているほか、毎年8月には大規模な日本デーを主催しており、日本文化の広報に積極的に取り組んでいます。
3 クロスノ(10日) ピョートル・プシトツキ市長との会談に続き、同市長の案内で、本年開館されたガラス遺産センターを訪問しました。クロスノはガラス製品の産地として世界的に知られており、日本にも多くの製品が輸出されています。