4月19日、山中大使は、ルブスキェ県ジェロナ・グラで開催された「ポーランド日本経済フォーラム」に参加し、冒頭挨拶を行いました。
本フォーラムは、欧州議会のEU日本議員連盟副会長を務められるザサダ(Mr. Artur Zasada)欧州議会議員が、日本とEU及びポーランドとの関係を強化したいとの思いから、同議員の主催により開催されたものです。
本フォーラムには、塩尻EU代表部大使、福田商工会長をはじめとする商工会会員企業の方々など、約30名の日本の企業関係者等が参加しました。また、ポーランド側からは、ザサダ議員の他にも、ワレサ欧州議会議員(Mr.Jarosław Wałęsa)、ドウハン・ポーランド議会上院議員(Mr. Robert Dowhan)、ポラク・ルブスキェ県知事をはじめとするルブスキェ県関係者等が参加しました。
フォーラムでは、冒頭ザサダ議員及び山中大使からの開会の挨拶の後に、塩尻大使、ザサダ議員及びヴァウェンサ議員から「ブラッセルの視点からの日EU関係」について講演、その後、福田商工会長、志牟田ジェトロ・ワルシャワ事務所長及びマイマン・ポーランド情報・外国投資庁(PAIiIZ)総裁から「ポーランド日本ビジネス関係の促進」について講演、最後に、ポラク・ルブスキェ県知事(Ms.Elżbieta Polak)、ジェロナ・グラ市長、ノヴァ・スル市長、コスチン-スウビツェ経済特別区代表者、ルブスキェ県雇用者組合代表者、更に進出外資系企業の代表として、英国系の食品加工業者「ABフーズ」社のポーランド子会社CFOから、ルブスキェ県の投資環境の魅力について講演が行われました。
フォーラムのプログラムはこちら(リンク)参加した日系企業の方々には、本フォーラムへの参加を通じて、取り分け、ドイツと国境が近く、高速道路等のインフラが充実しつつあるルブスキェ県のビジネス環境の魅力や、ワインや蜂蜜の産地であり、森林被覆率約50%になるといった特色等への理解が大きく深まったものと思われます。
今回のフォーラム開催を通じて、日本・ポーランド両国の経済関係が一層強化されることを期待しております。