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EUでの長期滞在許可証の概要、申請方法等について、ワルシャワ外国人局より聴取した内容を下記のとおりとりまとめましたので、ご活用頂ければ幸いです。
記
1.EUでの長期滞在許可証の発給対象者
5年間以上合法的にポーランドに滞在した者。ただし、留学生として滞在した者は留学期間(5年)+2年半のポーランドでの就労実績が必要であり、また、駐在員の配偶者は当該駐在員がEUでの長期滞在許可証を取得した後、更に5年間のポーランド滞在が必要になる。
2.EUでの長期滞在許可証の発給機関
EUでの長期滞在許可証は、ポーランドの滞在許可と同様、各県庁(外国人局)で発行される。
3.滞在許可期間
決定(DECYZJA)における許可期間は無期限であるが、EUでの長期滞在許可証の有効期間は最長5年間である。(ポーランドの滞在許可証の有効期限は3ヶ月~2年間)
4.申請手続B
(1)必要書類(以下の書類の他に追加書類が必要な場合もある)
●EUでの長期滞在許可の申請書 4枚
(申請書は、外国人局のHPより入手できます。)
●左向きのカラーの写真 4,5 x 3,5 4枚
●旅券(オリジナル) + コピー2枚
●連続的で合法的なポーランドの滞在期間(5年間)が確認できる書類(ポーランド滞在許可証など)。なお、連続的な滞在は、一回の中断が6ヶ月以内で、5年間の中断の合計が10ヶ月以内である。
●十分に安定した定期的な所得を確認できる書類
●健康保険の加入が確認できる書類
●現在の住民登録の確認書
●現在の住居の賃借契約書
●居住の経費支払が確認できる書類(家賃、電気・ガス・水道代など)
(以下はポーランドでの就労経験者の提出書類)
●就労許可
●(連続的な)就労契約
●ポーランドの納税証明書
(2)発行手数料:640ズロチ(振り込み)
(3)所要期間:60日~90日
5.その他
(1)EUでの長期滞在許可証はポーランドの滞在許可証より広範な内容について許可を行うものである。したがって、EU長期滞在許可証を取得した者に対してはポーランドの滞在許可証は発行されていない。ポーランドの滞在許可証の所持者がEU長期滞在許可証を入手する際には、ポーランドの許可証は返納する。
(2)EU加盟国の発行したEUでの長期滞在許可証があればポーランドでの就労が可能となり、この場合には就労許可は必要ない。また、ポーランドの発行したEUでの長期滞在許可証があれば、他のEU国家での就労が可能となる。