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カトヴィッツェ市における篠山紀信氏撮影の写真展「Atokata」の開会式

11月21日(水曜日)、カトヴィッツェ市のBWA現代芸術ギャラリーにおいて、同市に本拠を置くアルス・カメラリス文化センター主催により、篠山紀信氏が昨年3月の東日本大震災後の被災地の模様を撮影した写真を展示した写真展「Atokata」の開会式が行われました。開館式には、日本からポーランドを訪れた篠山紀信氏が出席し、ウショク・カトヴィッツェ市長、関係者や一般市民が300名余り出席しました。日本大使館からは松本参事官が出席し、開会の挨拶で、今回の篠山紀信氏による写真展は、東日本大震災の惨状を改めてポーランドの人々に理解してもらう貴重な機会となることや日本大使館は、震災の際にポーランド政府や国民から受けた暖かい支援に感謝していると述べました。篠山氏は、挨拶の中で、今回の写真展を通じてポーランドの人々にも震災がもたらした悲惨さと改めて人間の力を超越した自然の力を感じて欲しいと述べました。