12月1日、山中誠在ポーランド日本国大使夫妻は、クラクフ市の日本美術技術博物館設立18周年記念式典に出席しました。同式典は、ズドロイェフスキ文化大臣、クリスティーナ・ザフファトヴィチ教授、アンジェイ・ワイダ監督のほか、インガルデン在クラクフ日本国名誉総領事夫妻、在クラクフ外交団、日本文化関係者等の数百名の参加を得て盛大に行われました。
山中大使は、日本政府を代表し、設立18周年を迎えたマンガ博物館に祝意を表するとともに、同博物館の日本文化発信拠点としての重要な役割について触れ、長年に亘る関係者の努力に敬意と謝意を表しました、また、同日オープニングが行われたズドロイェフスキ文化大臣の写真展に際し祝意を表するとともに、東日本大震災時にポーランド国民の皆さまから示された連帯と支援に深い感謝の念を表しました。
さらに、40年近くに亘りクラクフやポーランド各地で茶道をはじめとする日本文化紹介活動を献身的に実施してこられた山口悦子裏千家名誉師範に対して山中大使より在外公館長表彰を授与し、列席の多くの方々にも祝福していただきました。
現在、同博物館所蔵のヤシェンスキ・コレクションを利用しての忠臣蔵展が開催されているところ、参加者は、同展覧会も興味深く鑑賞しました。