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クリスティーナ・ザフファトビッチ=ワイダ氏への叙勲式

7月5日(火)、クラクフ市の日本美術技術博物館にて、クリスティーナ・ザフファトビッチ=ワイダ・クラクフ美術大学教授に対する旭日小綬章の伝達式が、天皇皇后両陛下ご訪問11周年記念式典に併せて執り行われました。

ザフファトヴィッチ=ワイダ氏は、夫であるアンジェイ・ワイダ映画監督とともに、クラクフ・京都基金を立ち上げ、1994年に設立された日本美術・技術博物館の活動を通じたポーランドにおける日本の美術の紹介及び普及のみならず、演劇や映画などの芸術活動や、クラクフ美術大学教授、クラクフ演劇大学教授としての教育活動を通じて対日理解の促進、日本文化の普及に大きく貢献されてきました。夫である映画監督のアンジェイ・ワイダ氏にも、1995年に勲三等旭日章が贈られており、夫妻で日本政府から叙勲を受ける例は、世界的にもたいへん希なことです。

ザフファトビッチ=ワイダ教授は、長年の日本に対する愛情が日本政府からの叙勲という形でお返しを受けたことに感激している、自分たちにとって日本のあらゆるものが美しさの代名詞であり、日本人の感性をを心から敬愛していると述べました。

また、ザフファトビッチ=ワイダ氏と夫のワイダ監督に対して、ポーランド日本商工会からのお祝いとして、長寿と夫婦円満を象徴する鶴の七宝画が贈られました。

日本大使館は、ザフファトヴィッチ=ワイダ氏の長年にわたるご尽力に対する心からの敬意と祝意を表すと同時に、同氏によって培われた両国間の善意の絆を基に、日本とポーランドとの関係が今後更に発展することを期待します。

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