映画「ちびまるこちゃん」は、1986-96年に連載された、さくらももこの人気漫画を基に作成されている。家族と共に静岡市郊外に住んで いる、人が良くて少し不器用な9歳のまるこの心温まるユーモラスな物語。
映画では、まることその同級生が学校の勉強やスポーツに精を出す場面が取り上げられている。まるこのクラスには、みんなをからかうやんちゃな男の子が二人いるが、徐々に二人が強い友情に結ばれていることにまるこが気づく。
映画には、まるこの他、面白い主人公がたくさん登場する:厳しいが愛情溢れるお母さん、頭がよく几帳面なお姉さん、人が良くおっちょこちょいなおじいちゃん、野心家でいつもぴりぴりしている学級委員長。映画は、学校生活、典型的な日本の家庭、年中行事を細かくかつユーモラスに描く心温まる物語となっている。ユニークで普遍的なアプローチにより、子供も大人も楽しめる。
原作の漫画「ちびまるこちゃん」は、作者の子供時代の思い出を基に書かれたものである。1990年から1992年まで142話のアニメも放映された。1995年には、新作アニメシリーズが作成され現在まで放映中。