然るべきモチベーションがあれば、人間はどんな挑戦にも挑むことができる。唯野男子高校の生徒たちも同じ。美人の水泳部顧問教師が学校に就任すると、大勢の生徒が水泳部に入部する。しかし、先生がシンクロナイズドスイミングを教えたいと聞くと、ほとんどが退部してしまう。残ったのは鈴木と彼の友達4人。しばらくしてピチピチの先生は産休に入るが、彼女の熱意にインスピレーションを受けた男子たちは、学園祭に向けて練習に励む。複数の障害にぶつかり、何回も諦めそうになりながら、へんてこりんのイルカの調教師まで雇うが・・・果たして目標達成できるだろうか。
ウィットとユーモアに満ちた『ウォーターボーイズ』は、面白い主人公が多数登場する青春コメディ。
矢口史靖氏(脚本家、監督):コメディを多数手がける映画監督。同監督の『ウォーターボーイズ』は大ヒットし、2001年日本アカデミー賞脚本部門にもノミネートされました。2005年の横浜映画祭で、同監督の『スイングガールズ』は脚本部門で優勝しました。(『スイングガールズ』は10月に広報文化センターで上映します。お楽しみに。)。