25日、日本や欧州において声楽家として40年以上に亘って声楽家として活躍されている佐藤征一郎先生の、ポーランド・コンサート・ツアーの締めくくりの舞台として、大使公邸においてスペシャル・コンサートが行われました。カール・レーヴェの歌をはじめ日本の歌曲なども多数披露され、大盛況でした。
佐藤先生は、東京芸術大学大学院を卒業後、ヨーロッパで活動された後、80年に帰国。以来、主に日本を活動拠点として、小澤征爾やサバリッシュ等の著名指揮者や著名楽団や歌手との共演、オペラへの出演、音楽コンクール審査員も努められるなど、日本の音楽界において活躍されています。
佐藤先生とポーランドとの出会いのきっかけは、19世紀の初頭、シチェチンで46年に亘って音楽活動を行った作曲家、カール・レーヴェであり、佐藤先生は日本カール・レーヴェ協会の会長も努められています。