11月30日、山中誠在ポーランド日本国大使夫妻は、クラクフ市の日本美術技術博物館設立19周年記念式典に出席しました。同式典は、ワイダ監督、クリスティーナ・ザフファトヴィチ教授のほか、地方自治体幹部、在クラクフ外交団、日本文化関係者等の数百名の参加を得て盛大に行われました。セレモニーにおいて、日本から訪問中の邦楽家、松本梅しょう・容司子夫妻による邦楽コンサートも行われ、観客を魅了しました。 山中大使は、日本政府を代表し、設立19周年を迎えたマンガ博物館に祝意を表するとともに、同博物館の日本文化発信拠点としての重要な役割について触れ、長年に亘る関係者の努力に敬意と謝意を表しました。また、記念すべき20周年に向けて、日本大使館としても精力的に協力していきたいと述べました。
約40年間、クラクフ地域でお茶をはじめとする日本文化紹介活動を継続している山口悦子氏と教え子によって、来客にお茶も振る舞われました。現在、同博物館所蔵の上方展が開催されているところ、参加者は、同展覧会も興味深く鑑賞しました。