3月22日、ワルシャワ市内Collegium Civitasにおいて、ポーランド日本語教師会、Collegium Civitasとの共催による第35回日本語スピーチコンテストが開催され、全国の日本語を学ぶ学生や社会人、高校生23名が参加しました。冒頭、山中誠大使より開会の挨拶を行い、参加者を激励しました。開会参加者は、120名を超える多くの観客を前に、日頃の学習の成果を披露しました。審査員の一人、チェコ・カレル大学日本研究学科にて教鞭を執る栗原幸子国際交流基金日本語専門家は表彰式後の講評の中で、出場した弁士たちの日々の努力に対する賛辞と激励、そして惜しくも入賞は逃したものの、素晴らしいスピーチを行った参加者らをたたえる言葉を述べました。
第35回大会の入賞者は以下のとおりです。
1位のアリツィアさんは、2014年秋の日本での日本語・文化研修へのポーランド代表権を、2位、Emirates賞のカロリーナさんは、Emirates航空のご厚意により日本往復チケットを獲得しました。おめでとうございます。
また、今回の弁論大会では、昨年、第34回日本語弁論大会の優勝者、マグダレーナ・マルテリンスカさんより、昨年の優勝者副賞として日本を訪れた際の印象などを、パワーポイントを使ってご紹介いただきました。マグダレーナさんは、翌日日本留学のため、ポーランドを出発するという忙しい日程の中を参加してくれました。
上記入賞者には、ポーランド日本商工会ご提供の賞金4000ズロチ及びぺんてる社提供のトロフィーが、また参加者全員に、ポーランド日本語教師会(国際交流基金)、ポーランド日本商工会加盟各社(順不同:ITOCHU, SUZUKI, PENTEL, SHARP, MARUBOSHI,NGK)や、国内日系企業各社(SHISEIDO,NAGOMI,AKARI日本語学校、KOTOBA日本語学校、ワルシャワ日本語学校各社)提供の副賞が授与されました。
また、在ポーランド日本人会からは弁論大会実施後の懇親会への補助・ご協力をいただきました。日本大使館は参加者された弁士の皆様の努力と健闘に心からの敬意と祝意を表しますとともに、共催及び協賛団体・企業の皆様のご協力に心から感謝申し上げます。