5月14日、ワルシャワ大学図書館において第7回三井物産冠講座が開かれ、建功寺住職、日本造園設計代表、多摩美術大学環境デザイン学科教授の枡野俊明氏による、「禅と日本庭園」をテーマとした講演が行われました。
会場に集まった約300名の学生やその他聴衆を前に、また日本建築と欧州の建築を比較しながらの日欧の文化や考え方の違いを説明され、更には枡野教授が手がけられた数多くの日本庭園を紹介しながら、既に国際語となり、日本人の精神性を形作っている「禅」について、分かりやすく説明されました。会場に集まった同大学生や教授陣らは熱心に講演に聴き入り、講演後には聴衆から熱心な質疑応答が繰り広げられました。山中大使夫妻もこの講演会に出席しました。 ワルシャワ大の三井物産冠講座は2011年に始まり、今回が7回目になります。