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トルンにおける第一回アジア学会

5月15日、トルン市においてクヤフスコ=ポモルスキエ県、トルン市、コペルニクス大学、アジア太平洋協会他の共催による第1回アジア学会が開催され。当館より大杉広報文化センター長が出席しました。同学会には、クヤフスコ=ポモルスキエ県知事室代表、ザレスキ・トルン市長、バイエル大使(シコルスキ外務大臣代理)、ベッカー・コペルニクス大学政治・国際関係学部長、国内外の研究者、アジア諸国の外交団代表やポーランド国内外の学生など、約300名が出席しました。同学会は、2007年にトルンで開始されたアジア国際会議が発展し、第一回アジア学会として開催されたものです。

開会挨拶において、大杉センター長より、一世紀近くにわたる日本とポーランドの緊密かつ良好な関係と両国が果たす国際的に重要な役割を強調しつつ、同学会を好機としたポーランドにおけるアジア学のますますの発展を願う旨述べました。日本とポーランドの二国間関係については、昨年6月の安倍総理のポーランド訪問やピエホチンスキ副首相兼経済相など活発な要人往来を通じ二国間関係関係が順調に発展しており、2014年は「日本・V4交流年」やクラクフ日本美術技術博物館創設20周年であり一層の関係強化が期待されること、国連やEUなどの枠組みにおいても、例えばウクライナ情勢などを巡り協力が行われている旨を強調しました。

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