5月16日~19日、山中大使はヴロツワフ、シュフィドニツァ及びクウォツコ地方を訪問し、地方長官、県知事、地方自治体関係者との意見交換を行ったほか、柔道大会開会式に出席しました。
1 ヴロツワフ(16日)
スモラジュ・ドルノシロンスキエ県地方長官と二国間関係と日系企業の進出状況、及び地域情勢などにつき話し合いました。また、プシェベルスキ県知事と、日本とドルノシロンスキエ県の経済・文化・観光における協力関係につき協議しました。日本商工会定例会で挨拶を行ったほか、ヴロツワフ大学訪問においては、オルキエヴィチ副学長及びイェジエルスキ副学長、同大学教授のイェンドリセク下院議員と高等教育の現状及び二国間の協力可能性に関する意見交換を行いました。
2 クウォツコ地方(17日)
クウォツコ地方のポラニツァ・ズドルイ市、クドヴァ・ズドルイ市、ドゥシニキ・ズドロイ市を訪問し、各市の市長及び地方自治体関係者と個別に会談し、温泉地方として知られている同地方の特徴,経済・観光情勢についての説明を受け、また意見交換を行いました。
3 シュフィドニツァ(18日)
シュフィドニツァ市柔道ジュニア選手権大会に出席し、山中大使より選手を激励しました。同大会には、国内とチェコから約300人の児童が参加し、2度の世界選手権優勝を果たしたポーランド人柔道家ラファウ・クバツキ氏も出席しました。
その後、ムルゼク市長の案内で同市のユネスコ世界遺産の平和協会を訪問、また同市長との会談においては、経済特区としての特徴と現状、文化交流に関する意見交換を行いました。
4 シュフィドニツァ及びジャルフ経済特区(19日)
シュフィドニツァ市で自動車のプラスチック部品を製造するニフコ社工場を視察しました。
その後、ジャルフ市のミハラク市長と会談し、経済・文化における日本との協力関係について意見交換を行いました。また、日系企業4社が進出しているジャルフ市の経済特区を視察しました。