本文:7月9日、クラクフのオペラ劇場にて中村壱太郎などの出演による「歌舞伎踊と素浄瑠璃」公演が行われ、当館より松本参事官が公演前に楽屋を訪れ出演者や関係者の皆様に挨拶をしました。
当日は、約800人収容のオペラ劇場が満席となり、公演の終わりにはカーテン・コールが何度も行われ、拍手が鳴り止みませんでした。また、中村壱太郎氏演じる「鷲娘」の引き抜きの場面では大きな拍手と歓声が上がりました。クラクフ市民の日本古典芸能に対する関心の高さと理解をうかがわせる公演でした。公演には、マイ日本美術技術館館長、フシチャ・ヤギェウウォ大学日本学科長やアグネシカ梅田ワルシャワ大学日本学科講師といった方々の顔も見られました。