1月20日(火)、日本大使公邸に於いて杉本みちる茶道裏千家正教授・淡交会ポーランド・ワルシャワ寸心会常任相談役に対する在外公館長表彰授与式が執り行われました。
山中大使の祝辞においては、杉本教授のポーランドとの出会いやこれまでの同教授による日本文化紹介の功績を紹介しつつ、「一期一会」を大事にしながら、18年間に亘って茶道の教育と普及に貢献されてきた杉本教授の尽力を紹介しました。
その後、岡崎ワルシャワ大学上級講師より、杉本教授が蒔いた一粒の種が、多くのポーランド人の教え子たちという実となって茶道の普及につながった功績を称える祝辞を述べました。
杉本教授は答辞の中で、18年の歳月を経て、ポーランドの人々から「おかえりなさい」と言ってもらえるまでに親しい交流を通じて茶道の普及ができることに幸せを感じる、今後もポーランドでの活動に一層努力していきたい旨、述べました。
授与式後、来客に対して杉本教授の愛弟子らによるお茶がふるまわれ、記念レセプションが和やかな雰囲気の中で執り行われました。
日本大使館は、杉本教授の長年にわたるご尽力に対する心からの敬意と祝意を表すと同時に、同氏によって培われた両国間の善意の絆を基に、日本とポーランドとの関係が今後更に発展することを期待します。