3月5日、当館広報文化センターにおいて野崎勉教授による「日本の伝統建築と現代建築」と題し、建築についての講義を行って頂きました。70名を超える多数の観客にお集まりいただきました。野崎教授からは、スライドや写真を活用しつつ、日本の伝統建築について、自然との調和、神教建築、茶室建築等を紹介しながら、日本の伝統文化の背景と共に、建築の特徴と発展についてお話をいただきました。現代建築については、第二次世界大戦後のヨーロッパ建築の影響の下に発展した歴史的経過及び作品を紹介し、東京スカイツリーなどの事例を通して説明いただきました。
野崎教授は、早稲田大学、ワルシャワ工科大学大学院卒業後、愛知淑徳大学で教鞭を執る傍ら、ポーランド日本情報工科大学における日本建築の講演のほか、現在ソポト市にて「日本文化センター」を設計企画中です。