7月30日~31日、山中大使はポドカルパツキェ県を訪問しました。
30日、ボレク副地方長官の案内でワンツット城を視察後、同副地方長官よりポドカルパツキェ県の特徴、経済・観光情勢に関する説明を受けました。その後、ポーランド日本友好議連副会長のジャジョ下院議員と今後のポドカルパツキェ県と日本との協力関係の強化について意見交換しました。
31日、フェレンツ・ジェシュフ市長とジェシュフ市との経済・文化・教育における協力関係につき懇談しました。その後、マヘタ・ジェシュフ市投資事務所所長の案内で、ジェシュフ市経済特区及びアビエーション・バレーの視察を行いました。ジェシュフ工科大学では、オルキシュ学長及び関係者と今後の日本との学術面における人物交流や研究分野における協力可能性に関する意見交換を行いました。
その後、バラヌフ・サンドミエルスキ城で開催された日本文化フェスティバルに出席しました。この催しは、プシェミシル日本文化センター「大和」(ジョホフスカ所長)が主催したもので、今年で15回目を迎えます。日本文化フェスティバルはクロスノ・ガラス工芸センター及びプシェミシル近郊のクラシチン城を含む3カ所で開催され、今年は、琴・三味線など日本の伝統楽器による演奏や舞踊の他、折紙、書道、日本のインテリアデザインに関する講座など様々な日本文化が紹介され、多くの聴衆を集めました。