9月14日、在ポーランド日本国大使館広報文化センターにて、日本国内外においてそろばんの普及に努めている石戸謙一先生によるレクチャー・ワークショップが開催さ れました。今回は、若手そろばん名人2名も加わっての賑やかなワークショップとなりました。
日本のそろばんは、“アバクス(abakus)”に相当する計算器具ですが、ポーランドでは主に子供に対して数の概念を教えるために使われるのに対し、日本のそろばんは実際に計算具としても使われています。会場では、そろばん名人が、十数桁の計算を瞬時に行うというデモンストレーションを行い、その速度と正確さで参加者を驚かせました。
レクチャーには、大人から子供まで20名のポーランド市民が参加、石戸先生の講演を興味深く聴き、その後実際にそろばんを体験しました。
近年は、ポーランド語版そろばん教科書の出版やそろばん選手権の開催など、ポーランドでもそろばんが普及してきています。