9月20日(日)、ワルシャワ市モコトフ区内スウジェフ文化センター敷地内、平和の鐘において、平和の鐘再建を祝う記念式典が開催されました。式典には、主催者のモコトフ区を代表してボグダン・オレシンスキ区長が、日本大使館より山中誠大使が、また、特別ゲストとして、アンジェイ・ワイダ夫妻やボグナ・マイ日本美術技術博物館長などの来賓や、市民多数が出席しました。
オレシンスキ・モコトフ区長は挨拶の中で、ワルシャワ市、モコトフ区と日本の良好な関係に言及、平和の鐘の再建により、ポーランド、日本両国の良好な絆がいっそう深まることを願う旨述べました。引き続き山中大使より、平和の鐘再建に対する祝意を述べ、区長、関係者の尽力に敬意と謝意を表するとともに、両国の平和と友好を祈りつつ鐘を打ちたいと述べました。
式典では、裏千家寸心会メンバーによる献茶に続き、山中大使、オレシンスキ区長による記念鐘打が行われました。鐘の音に併せ、平和の象徴としての白鳩数十羽が放鳥され、大空に羽ばたいていきました。式典の最後には、ウッジ・フィルハーモニー所属の音楽家、Anna Krzysztofiakさんによる琴コンサートが行われました。