11月28日(土)、山中誠在ポーランド日本国大使夫妻は、クラクフ市の日本美術技術博物館設立21周年記念式典に出席しました。同式典は、アンジェイ・ワイダ監督、クリスティーナ・ザフファトヴィチ教授のほか、ミレル・マウォポルスキエ県地方長官をはじめとする地方自治体幹部、在クラクフ領事団、日本文化関係者等の数百名の参加を得て盛大に行われました。ワイダ監督夫妻、マイ館長からの冒頭挨拶において、日本政府や多くの日本人によるこれまでの支援と協力への謝意と、今後も友情と誠意に満ちた関係が継続することを希望する旨の挨拶がありました。
山中大使は祝詞の中で、日本政府、日本国民が今後も継続してManggha館を支援していくと述べ、昨年の20周年祝賀行事に引き続いて高円宮妃殿下のご訪問や「ポーランドにおける日本美術展」の成功、欧州=極東ギャラリーの新規オープンなどの慶事が続いていることへの祝意を述べました。また、設立以来、日本文化発信拠点としてManggha館が果たしてきた重要な役割を強調、設立者のワイダ夫妻やマイ館長など、多くの関係者の努力に敬意と謝意を表しました。