2月24日(木)、大使館広報文化センターにて、エヴァ・パワシュ=ルトコフスカ・ワルシャワ大学日本学科教授による日本の天皇制についての講演会が開催され、約70名の聴衆が参加しました。
ルトコフスカ教授は、「神の子孫から国民の象徴まで~日本史における天皇の役割」と題し、世界で最も伝統のある皇室の歴史について、また、時と共に変化を遂げてきた役割とその時代背景などについて、分かりやすく講演されました。聴衆は興味深く聴き、講演後には多数の聴衆から質問が寄せられました。
ポーランドにおける日本研究の第一人者の一人として、日本史、日本文化、日・ポーランド関係史、日本の天皇制など多岐に亘る研究を国内外で行ってきた同教授は、「ポーランド関係史」、「明治天皇」など、多数の重要な専門書も執筆しています。2015年春には、これらの功績により旭日中綬章が授与されました。