| Japanese (日本語)

第1回高校生日本語スピーチコンテスト ポーランド選抜大会

質疑応答について


<質問の目的>
・ スピーチコンテストの質疑応答は日本語能力を見るものではありません。原稿と実際の日本語能力が違わないかチェックをするものです。質問をすることで、日本語がわからないのに、暗記して発表したり、意味もよくわからないのに発表することを防ぎます。
・ ですが、これは今の日本語能力で書かなければいけないという意味ではありません。スピーチコンテストのために辞書をひいたり、先生や友達に意見を聞いたりして、いいスピーチ原稿を作ってもいいです。でも、新しく勉強した言葉や文型はしっかり練習して自分の言葉にしてください。

<質問内容>
質問は以下の二つです。

① 事実を問う質問:
基本的に発表原稿内の表現を使って、発表者しか知らないことをいつ、どこ、だれ、何、だれと、どうして、どんな、などを使って聞きます。

② 意見を問う質問:
発表内容について、どう考えているのかを聞きます。発表の中心テーマに関わることで、問題解決の具体策や、意見・立場が違う人に対してどのような方法をとるかなどを聞きます。
質問は次のような言葉を使って聞くことが多いです。以下は例ですので、他の方法で聞くこともあります。

質問1 (例)
~さんは、~と言いましたね。
いつ/どこで/だれと ~したのですか。
それはどういう意味ですか。
どうして~したのですか。
~は何ですか、何が~、~は何だと思いますか。
どんな〇〇でしたか、どんな○○がありますか、どんな〇〇をしましたか、

質問2 (例)
(テーマについて)~するために、もし~たら、~のとき、
何をすればいいですか。何をしたいですか。
どうすればいいですか。どうしますか。どうしたらいいですか。
どんなことをしていますか。どんな方法がありますか。どんなことをしたいですか。
どのように~したらいいですか

<質問の時の注意>
・ 質問の時、質問者の声が聞こえなかったり、意味が分からなかったりすることがあります。そんな時は次のように質問者に聞いてください。聞いても点は下がりません。もちろん最後まで「わかりません」だと、点は下がってしまうでしょうが…質問は原稿の中の言葉や文を使うことが多いので、知らない言葉はないと思いますので、よく聞けばわかります。
・ 黙ってしまうとなぜわからないのか審査員がわかりませんので、わからないときは、何がわからないのか聞いてください。

<聞き取れなかった時>
・ すみません、よく聞こえなかったので、もう一度、お願いします。
・ すみません、もう少しゆっくり、お願いします。

<単語の意味が分からない場合>
・ すみません、「〇〇」の意味が分かりません。
・ すみません、「〇〇」はどういう意味ですか。

<質問は聞き取れたけれど、何を聞かれているのかがわからない場合>
・ すみません、その質問は、「〇〇」という意味ですか。

<質問の内容が難しくて、応えられない場合>
ポーランド語で思いついた答えが日本語で言えない場合などは、
・ 難しい質問ですね… 例えば…
など、具体的な話にするなどして回答してみてはどうでしょうか。

<質疑応答の配点>
質疑応答は全得点のうちの1/7の配点(:全体で70点満点の場合、質疑応答での満点は10点に相当)です。以下は採点時の目安です。

 満点 質疑応答に適切に回答したことから、原稿と同程度の日本語能力を持つと判断できる
 中間点3 質疑応答に不十分さはあるが、原稿と同程度の日本語能力を持つと判断できる
 中間点2 質疑応答に不十分さがあり、原稿と実際の日本語能力にやや差がある
 中間点1 質疑応答に不十分さがあり、原稿と実際の日本語能力に差がある
 最低点  質疑応答に不十分さがあり、原稿と実際の日本語能力に大きな差がある

スピーチコンテストはあるテーマについて考えたり、長い文章を日本語で書いたり、新しい言葉・表現をおぼえるのにいい機会です。知識を増やすためにテーマに関連のある本やインターネットの記事を読んだり、友達と質問の練習をしたりして準備してください。