1.11月3日、日本国政府はヤドヴィガ・マリア・ロドヴィチ・チェホフスカ前駐日ポーランド大使、現文化・国家遺産省総合顧問に対し、旭日重光章を叙勲することを発表しました。
2.同氏は、駐日大使(2008年7月~2012年6月)として日・ポーランド関係促進並びに日本語及び日本文化のポーランドにおける普及に大きく貢献されました。具体的には以下の活動が特筆されます。 ・ショパンを題材にした創作能「調律士-ショパンの能」の創作による両国の文化理解促進。 ・東日本大震災被災児童30名のポーランド招聘への尽力,及び東日本大震災及び戦争犠牲者を追悼する創作能「鎮魂」の創作による被災者支援。 ・日本におけるポーランド文化センター開設に向けた尽力。 ・能公演の実現への尽力及び書籍の出版等のポーランドにおける能の普及。 ・日本語,茶道を始めとする日本文化のポーランドにおける普及。
3.在ポーランド日本国大使館は、ヤドヴィガ・マリア・ロドヴィチ・チェホフスカ氏の長年にわたるご尽力に対する心からの敬意と、このたびの叙勲に際しての祝意を表すと同時に、同氏によって培われた両国間の協力の絆を基に、日本とポーランドとの関係が今後更に発展することを期待します。