９月１１日（木）、大使公邸にて、リシャルド・ユゼフ・グレツキ上院議員に対する旭日重光章の伝達式が執り行われました。式には、クライベル・ポーランド科学アカデミー総裁、ドゥフ科学・高等教育次官、ノヴァク＝ファル外務次官、上下両院議員、ヴァルミンスコ＝マズルスキエ県知事、ヴァルミンスコ＝マズルスキ大学関係者等が出席しました。

グレツキ上院議員は、学者として日本人研究者との共同研究及び共同論文発表を行った他、ヴァルミンスコ・マズルスキ大学学長としても同大学と東京大学大学院農学科生命科学研究科との協力合意を署名するなど二国間学術交流に大きく貢献されました。また、上院議員、上院ポーランド・日本友好議員連盟会長として、日・ポーランド間の活発な議員交流を主導すると共に，二国間経済関係の強化等に向けて具体的なイニシアティブを発揮されました。

グレツキ上院議員は、伝達式におけるスピーチにおいて、２回の研究滞在を通じた日本との出会い、日本の研究者及び政治家等とのこれまでの交流や絆に言及した上で、今回の叙勲に対する感謝の意を表されると共に、今後引き続き日・ポーランド関係の更なる発展のために努力したいと述べられました。

在ポーランド日本国大使館は、グレツキ上院議員の長年にわたるご尽力に対する心からの敬意と祝意を表すと同時に、同議員によって培われた両国間の協力の絆を基に、日本とポーランドとの関係が今後更に発展することを期待します。