１月８日（金）、大使公邸にて、ボグダン・ズドロイェフスキ欧州議員、元文化・国家遺産大臣、元ヴロツワフ市長に対する旭日重光章の伝達式が執り行われました。式には、キダヴァ＝ブウォンスカ下院副議長、オミラノフスカ前文化・国家遺産大臣、ザフファトヴィチ＝ワイダ教授等が出席されました。

ズドロイェフスキ欧州議員は、文化・国家遺産大臣として、両国政府間の対話促進、ポーランドにおける日本文化普及及び東日本大震災後の日本への支援等に尽力された他、ヴロツワフ市長としても、同市における日本庭園の修復、日本企業の対ポーランド投資の基盤整備等に大きく貢献されました。

ズドロイェフスキ欧州議員は、式典の挨拶にて、黒澤映画を始めとする日本文化の普遍的な価値に言及すると同時に、日本とポーランドが文化を尊重しつつ経済成長を遂げている点において共通している旨述べ、最後に今回の叙勲への感謝の意を表されました。

在ポーランド日本国大使館は、ズドロイェフスキ欧州議員の長年にわたるご尽力に対する心からの敬意と祝意を表すと同時に、同氏によって培われた両国間の協力の絆を基に、日本とポーランドとの関係が今後更に発展することを期待します。