11月21日,山中大使は,エネア・ヴィトバルザニエ社コジェニツェ発電所における新規石炭火力発電ユニット建設定礎式に参加し,挨拶を行いました。
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定礎式には,トゥスク首相,コパチュ下院議長,ブザノフスキ国有財産大臣,トムチキェビッチ経済副大臣等政府・議会関係者,フライファ・フォン・フリッチ在ポーランド・ドイツ大使,地方自治体の代表等の出席の下行われました。
日立パワー・ヨーロッパ社とポリメックス・モストスタル社のコンソーシアムによる建設が予定されている新規石炭火力発電ユニットは,出力1,075MWで,完成すれば欧州でも最大の最新型石炭火力発電所となります。また,発電効率が大幅に向上するとともに,CO2排出量削減などの環境対策が進むといった意義・重要性があるとのことです。
電力の9割近くが石炭によって発電されるなど,ポーランドにとって石炭火力発電所は極めて重要はインフラです。今回のような重要なインフラ・プロジェクトにおいて日系企業が受注契約に結びつけたことは,日系企業が持つ高い技術力がポーランドにおいても高く評価され,信頼されていることの証左と言えます。今後ともこのように日本とポーランドの経済関係が強化されていくことが期待されます。