川田大使の第二次世界大戦戦没者追悼式典(於:イザベリン村)出席
令和2年9月8日
9月6日、川田大使は、ワルシャワ・イザベリン村で行われた第二次世界大戦戦没者追悼式典に出席しました。同式典は、イェジ・ストシャウコフスキ大佐及び同大佐の率いた「イェジキ」特別蜂起部隊が、ワルシャワ蜂起の際に活躍したことを称えるために、毎年開催されています。100年前の1920年、ロシア革命後の混乱の中で、困窮したポーランド人の孤児たち約900名が、シベリアから日本へ温かく迎え入れられ、その後祖国ポーランドへ無事帰国しました。その孤児たちの一人が、ストシャウコフスキ大佐でした。「イェジキ」部隊には、その他多くのシベリア孤児たちが参加しました。川田大使は、ポーランド語で挨拶を行い、第二次世界大戦で祖国のために戦い、命を捧げた全ての英雄たちに敬意と哀悼の意を表するとともに、ストシャウコフスキ大佐が、他のシベリア孤児らとともに立ち上げた「極東青年会」の会長として、日本とポーランドの友好関係の発展に尽力されたことに感謝の意を表しました。同式典では献花式も行われ、川田大使も献花しました。