天皇誕生日祝賀レセプション(2月23日)

令和6年3月5日
大使スピーチ
バルバラ・ノヴァツカ教育大臣
2月23日、宮島大使主催により、大使公邸にて、天皇誕生日祝賀レセプションが開かれました。レセプションには、ノヴァツカ教育大臣、シェイナ外務副大臣、ボサク下院副議長、グルピンスキ上院副議長、パヴラク大統領府国際政策局長官をはじめ、ポーランド政府高官、ポーランド日本友好議員連盟前メンバーを含む上下両院議員、ポーランド経済・ビジネス・文化・学術・芸術団体、ウクライナ支援・復興関係者、各国大使・武官など日本とポーランドを愛する約370名のゲストが出席しました。

 式典では、フレデリック・ショパン音楽大学卒業生のアカペラ歌唱グループによる日・ポーランド国歌斉唱に続き、宮島大使が挨拶を行いました。ロシアによるウクライナ侵略勃発から2年を迎える中、昨年のG7議長国を務めた日本のウクライナに対する揺るぎない連帯を改めて確認しました。また、ウクライナ支援・復興においてポーランドが果たす役割の重要性を強調しつつ、日本、ポーランド、ウクライナの3か国で協力を進めていくことの重要性を指摘しました。さらに、100年を超える友情を育んできた日本とポーランドの関係において、本年のクラクフの日本美術技術博物館(Manggha館)やワルシャワのポーランド日本情報工科大学の設立30周年、2025年の大阪関西万国博覧会やフレデリック・ショパン国際ピアノコンクールなどの機会を捉えて、政治や安全保障のみならず、経済や文化、芸術、学術、科学技術などの面でも両国の協力を深めていきたい旨述べました。

続いて、シェイナ外務副大臣がポーランド政府を代表して来賓挨拶を行いました。さらに、ポーランド日本情報工科大学の卒業生であり、ポーランド日本友好議員連盟前会長を務めていたノヴァツカ教育大臣が乾杯の音頭を取りました。

 レセプションでは、津田公邸料理人が丹精込めて作った和食と日本酒が用意されました。また、JETROとワルシャワ市内の和食レストランの協力を得て、日本産魚介類を用いた料理もサーブされました。さらに、岐阜県と敦賀市の特産品の広報が行われたり、最新型の日本車の展示会が催されたりしたほか、有志の日系企業の商品によるお土産セットを用意し、日本製品のPRを行いました。

大使挨拶全文
アンジェイ・シェイナ・外務副大臣
クシシュトフ・ボサク下院副議長
ラファウ・グルピンスキ上院副議長
コーラス
岐阜県
和食