河野大使の日本美術技術博物館開館30周年記念式典への出席(令和6年11月30日)

令和6年12月6日
高円宮妃殿下のビデオ・メッセージ 高円宮妃殿下のビデオ・メッセージ
Fot. Kamil A. Krajewski
河野大使の挨拶 河野大使の挨拶
Fot. Kamil A. Krajewski
 11月30日、河野大使は、クラクフ市にある日本美術技術博物館(Manggha館)開館30周年記念式典に出席しました。同式典は、Manggha館の共同設立者であるザフファトヴィチ=ワイダ教授(故アンジェイ・ワイダ監督夫人)及びノヴァク同館館長のほか、チェンコフスカ文化・国家遺産次官、ミシャルスキ・クラクフ市長を始めとする政府・地方自治体高官、Manggha館の設立・運営に関係した日本・ポーランド両国の多くの関係者の参加を得て、盛大に執り行われました。同記念式典の冒頭においては、30年前の開館記念式典に御臨席された高円宮妃殿下によるビデオ・メッセージが上映されました。記念式典の前後には観世流九世橋岡久太郎氏率いる橋岡会による能公演も行われ、現地の人々を魅了する機会となりました。
 河野大使は、挨拶において、高円宮妃殿下のビデオ・メッセージを踏まえて、故アンジェイ・ワイダ監督ご夫妻の尽力により実現したManggha館設立の歴史を振り返った上で、同館が設立後、故ワイダ監督がポーランドの人々に伝えたいと強く望まれた日本の「芸術」と「技術」の双方に関わる活動を精力的に続けてきたことに敬意を表しました。また、ポーランド及び中・東欧地域における日本文化の発信拠点であり、日・ポーランドの友情の絆を象徴するManggha館が、今後とも両国にわたる「親友」の輪を広げつつ、更に発展していくことを祈念しました。
ノヴァク館長の挨拶 ノヴァク館長の挨拶
Fot. Bogusław Świerzowski
ザフファトヴィチ=ワイダ教授の挨拶 ザフファトヴィチ=ワイダ教授の挨拶
Fot. Bogusław Świerzowski
会場の様子 会場の様子
Fot. Kamil A. Krajewski