シベリア孤児の子孫及びゆかりの方々との懇親会の開催(令和7年10月17日)

令和7年10月30日
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10月17日、約100年前の日本によるシベリアにおけるポーランド人孤児(シベリア孤児)救出の歴史に関連して、約80名のシベリア孤児の子孫の皆様、シベリア孤児救出の歴史にゆかりがある方々をお招きして懇親会を大使公邸にて開催しました。この会には、シベリア孤児が日本に滞在した際に支援を行い、現在この歴史の継承活動に取り組んでいる福祉法人・福田会から太田孝昭理事長、安倍昭恵後援会長を始めとする日本からの訪問団一行が出席しました。
河野大使は、挨拶において、シベリア孤児救出の歴史は日本とポーランド両国国民の善意の交流の原点であり、この歴史は100年を超えても記憶し続け、後生に伝えていく価値のあるものである旨述べた上で、本年7月の敦賀市の米澤市長のポーランド訪問に際する敦賀市とこの歴史にゆかりのあるポーランドの地方自治体との間での協力文書への署名等の最近の新たな動きを紹介しました。
また、この会には、1923年の関東大震災発生後に、シベリア孤児救出のニュースを契機として日本のための募金活動が行われたプウォツク市から、プウォツク子供舞踏・歌唱団が参加し、日本とポーランドの歌を披露してくれました。
シベリア孤児救出の歴史で結ばれた日本とポーランドの絆が一層深まることを期待しています。
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