日本美術技術博物館における坂茂展の開催(令和7年10月25日)
令和7年11月7日
Fot. Kamil A. Krajewski
Fot. Kamil A. Krajewski
10月25日、河野大使は、クラクフの日本美術技術博物館(Manggha館)における、我が国を代表する建築家の一人である坂茂氏の「坂茂 建築と社会貢献(Shigeru Ban. Architecture and Social Contribution)」展(当館後援事業)のオープニング式典及び記念講演に出席しました。坂茂氏は、その建築家としての業績が国際的に高く評価されているのみならず、ウクライナ支援を含め、国際社会の差し迫った社会的課題の解決・緩和のために建築を通じて積極的に貢献されており、本件展示は紙管などを素材に活用したその独創性に満ちた取組を分かりやすい形で示しています。本件展示が行われているManggha館も、故・磯崎新氏が設計し、現在クラクフで日本国名誉領事を務めるクシシュトフ・インガルデン教授の支援を得て建設された素晴らしい建築であり、今後も、両国間の建築分野での連携・協力が一層発展することを期待します。
Fot. Kamil A. Krajewski
Fot. Kamil A. Krajewski