日本・ポーランド国交樹立百周年記念レセプションの開催

令和元年7月10日

    7月1日,川田大使夫妻主催により,大使公邸にて日本・ポーランド国交樹立百周年記念レセプションが開催されました。レセプションには,ポーランドを御訪問中の秋篠宮皇嗣同妃両殿下が御臨席になった他,モラヴィエツキ首相の名代としてグリンスキ副首相兼文化・国家遺産大臣,セヴェリンスキ上院副議長(上院ポーランド・日本友好議連会長),アルチシェフスカ=ミエレフチク下院同友好議連会長,シュチェルスキ大統領府国務次官,日本研究者,在留邦人,日本企業関係者,ポーランド及び邦人の叙勲者等多数が出席しました。
    川田大使による開会の挨拶の後,秋篠宮皇嗣殿下より,今次訪問において100年に及ぶ日本とポーランドの友好の歴史の一端に触れることができたこと,両国の友好関係発展に尽力した先人の努力に敬意を抱くとともに,未来の交流にも大きな期待を抱くことができたこと等の御言葉があり,最後にポーランド語で乾杯されました。
    続いてグリンスキ副首相より,国交100周年の機会に行われた秋篠宮皇嗣同妃両殿下のポーランド御訪問を歓迎すること,両国の交流は100年よりも長く,日露戦争で日本がポーランドを占領しているロシアを打ち破ったことがきっかけとなって日本への関心が高まったこと,これからの100年に両国関係がさらに発展することを祈念すると共に新しい令和の時代を祝うと述べ,乾杯を行いました。
    その後,両殿下は招待客と親しく懇談され,また,庭園において日本人学校生徒による太鼓演奏を御鑑賞になり,演奏終了後,子供達一人一人に気さくに声をかけられました。
    茶室においては, 裏千家ワルシャワ寸心会及びクラクフ洗心会のポーランド人メンバーによる呈茶を受けられました。